2021年02月19日
変わらぬ姿2

はいどうもー、おはこんです、中の人です。
もう2月も半分なの!?!?この前あけおめ言ったばっかりよ!!
はい、近況として朝、昼、夜の気温差があり過ぎてぴえん…!!圧倒的ぴえん…!!
まぁ四六時中28℃30℃とかじゃないからいいかな?なーんて思っていたり…でも雨降ったらめっちゃ湿気でジメジメするのが嫌い_(:3>∠)_
あと苺の苗を買いました…ただ1株だけなので、売るほどないんですけどね。
うーん、あとは…あとはまぁ、特に何も変わらないです、はい((
さて、今回は前回の続きとなります……ただあとは完成に向けて走るだけなので、文章多め……ゆるしてちょ。
前回はボディ仮組みまでやりましたね。
という訳でボディ本組み後、窓枠はめ込み作業です。



こんな感じ※雑
このスケールだから仕方ない…というかカーモデルは大体そうですが、窓枠も自分で塗らなきゃなりません…たまにメーカーが窓枠サイズのマスキングテープを同梱してくれてますが、車に限らず戦闘機のキャノピーにも同様のマスキングテープがあったりします。
窓枠は実車画像を見るにゴム?パッキンっぽいのでラバーブラックで塗装…ただラバーブラックだと経年劣化感が…うーん、セミグロスブラックでも良かったかも?…ただ実際の車は、樹脂部分に保護剤塗ってないとすぐ白くなったりしますから、そういう感じって事で!※雑過ぎんか?
ハンドル、シフトレバーはセミグロスブラックで塗装してあります…こちらも実車の車内画像から判断しました。
…しかし今改めて思うと、判断材料が片手で調べたらすぐ出てくるってすげぇ便利ですね。
運転手が使いやすいようにハンドルカバーとか付けた設定にして、色を変えても良かったかも…。
ドアノブを塗ってりした時にはみ出た部分はタミヤXF-66ライトグレーでカバー…しかしライトグレーってヘイズグレーの上に塗ってもあんまりバレないな…??※自家板金設定
お次は屋根と細かい部分のパーツ、塗り分けです。
お屋根が付いて、ミラーやら細かい部品の取付けや塗り分けが終わったの図。


ミラーが付くと車感ヤバい※車だよ
しかし何度も書きますが、このサイズでクオリティの高いミラーがあると本当に嬉しいですね…というより、全体的なクオリティが高いです。
ミラーだけでなく、ヘッドライトとテールランプのクリアパーツ(方向指示器と尾灯一体型)も接着しました。
…うーむ、車だ。※車やて
前回ヘイズグレーにしたのは云々書いた気がしますが、ヘイズグレーにした理由としましては、実車の写真を見ると水色の様なグレーの様な…って塗装があるので、混ぜて色を作らずに似た様な色を探した時に1番ヘイズグレーが近かったと言いうのが理由です。
…しかし本家の人が見たら「違う!」と言われそうですが、まぁ、模型ですしそれっぽい感じで仕上げたらいいかなーと…。※意識低い
今更ですが、ボディパーツは中性洗剤で1度全洗浄してあります…ただ剥離剤はあまり付いてなかった様な?
ボディはヘイズグレー、屋根は白のツートン仕上げでも良かったかなー?なんて思ったり。
https://www.youtube.com/watch?v=w1q0nwEFadY
グレーの様な青色の様なカラーのUAZ君はこんな感じ。
…ただこの色をこのままこのサイズに塗ると青くなり、ドラ〇もんみたいな色になります、なので、ヘイズグレーでいいかなーと。
…何故色が変わって見えるのか?という話ですが、ざっくり書くと「色密度」みたいな物で、例えば近くで見ると赤と白に塗られた鉄塔を遠くから見ると、赤部分が橙色に見える…とかそんな感じです。
遠くに見える物は薄く、近く見えるものは濃ゆい……なので、スケールによって色をちょっと明るくしたり暗くしたりする方もいらっしゃいます……中の人はその逆で、全部同じ色で塗ってます※指定色だもん!僕悪くないもん!
ただ、下の色…サーフェイサーなんかの下地塗料でも印象が変わります。
「明めの色を塗りたいのなら、下地は明るめの物にする」とか「明るめの色に深みを出したいなら、下地は少し暗い色にする」とか色々あります、色だけに。
下地が黒に近いと、暗い色はかなり暗く見えてしまう事もあるので、中の人が暗い色の戦車を塗装する時は気を付けてます…基本黒立ち上げなんですが、光が当たりそうな部分には影になりそうな部分を残しつつ白を塗ったりとか、地味ですがそういう事をやってます。
サーフェイサーのカラーは
・白
・グレー
・黒
・錆止め赤
等色々存在します、なので自分がどう仕上げたいか、どういう色合いにしたいか、という事を頭に入れておくと選びやすいのです。
それ関連…ただ模型とは全然違いますが、ライフル等を塗装する時の注意点として、厚塗りしない様に注意しましょう…あと油が出てる時は絶対拭き取りましょう、塗料自体は模型用でも全然okです…まぁ中の人が言わなくても、上手い人は世の中にめちゃくちゃ居るから調べてね!!※投げるな
個人的に、銃に塗装する時にはサーフェイサーしてもしなくてもいいかな?と思いますが…塗料の食い付きが違うので、やるなら黒サフがおすすめです…表面の塗料が剥げても、下地が黒なのでグレーとか赤とか白より目立たないので安心。
で、もしサフ吹きする時ははヤスリを掛けた上でサフ吹きする事を推奨します。
メタルフレーム系はメタルプライマーってのがあるんで、ヤスリ掛け→メタルプライマー→サーフェイサー→塗装→クリア(塗膜保護)の順かと思います…あと車用のシリコンオフってスプレーもいいですよ。
カモフラージュスプレーを使って塗装する手もあるのですけど、あれはちょっと割高なので、初めて銃を塗装する方は模型用の(タミヤでもクレオスでもok)缶スプレーでいいと思います…模型用なら5~600円位で1本買えますし、ミスっても「まぁいいか」で済むし、色も豊富なのです。
ただ本格的に塗装したいのであれば「手間と根気と時間」といった経験が必要です…しかしながら「どのくらいで乾く?」「どんな色がある?」「こうしたい時にはどうする?」といった経験をしてからでも良いのです、今どき片手で調べりゃ出てくるので、Let's try!!※でも無茶はしない様に。
あ、でも絶対マスキングテープや新聞紙は用意しましょうね!!
話が逸れました…前側の方向指示器と車幅灯はクリアパーツでなくモールドとなっています、なのでこれも塗り分けが必要となります…パトランプを流用してディテールアップを図るという手もありますが、今回は塗装で我慢しましょう…下手にディテールアップしておかしな事にならないとは限らんですし(

この部分です…ヘッドライト下の、ボタンみたいな出っ張りですね。
車体横、運転席と助手席ドア後ろ上部分のボタンみたいな出っ張りはサイドウインカーとなっております。
最初にガンダムマーカーで塗り、その後上半分をタミヤのクリアオレンジで塗るとそれらしくなります…サイドウインカーも同様の方法で塗装してますが、サイドウインカーは全部クリアオレンジで塗装。

この時点でスミ入れもしてありますが、ちょっとやり過ぎたなって思った部分は上からタミヤのXF-66ライトグレーでタッチしてあります。
ミラー面もガンダムマーカーです…マジガンダムマーカー優秀すぎでは??
…しかしここで問題発生しまして、UAZ-3909の実車画像だと全部オレンジだったりクリアだったりオレンジとクリアで上下別れてたりで「どっちじゃい!!?」状態になってました…せっかくなので見栄えがいいオレンジレンズとクリアレンズにしました…これも悩みポイント。
実車の点灯写真見ると、上下分割っぽいんですけどねー…箱絵の裏にメーカーが作ったであろう完成品の写真がありますが、それも何だかオレンジとクリアっぽい感じ……?

※塗装後で申し訳ない
さて自動車といえばエンブレムですが、今回の模型のエンブレムは非常事態省の塗装をする為のラインが入ったデカールで作られています…その為、エンブレム単体のデカールは入っていません。
なので、極力非常事態省のマーキングが小さくなる様に切り取り、その上からタミヤXF-66ライトグレーでエンブレムだけ残す様にして塗装してあります。
本当なら半艶クリアを吹き付けておくべきなんですが、クリアパーツが曇るのでやってません、本来は窓枠付ける前に気が付くべき部分でしたが、完全に頭から抜けてました((
筆塗りで薄くクリアを塗っておくか……。
んで「『非常事態省』と言っても、一体どんな時に動く省庁?」って気になって調べてみて気が付いたのですが、ロシア非常事態省を正確書くと……
ロシア民間防衛問題・非常事態・自然災害復旧省
Министерство по делам гражданской обороны, чрезвычайным ситуациям и ликвидации последствий стихийных бедствий.
(略称:МЧС 英語だとEMERCOM(Emergency Command)、日本だと非常事態省)
なんですね…そういや非常事態省は日本にも震災の時来てくれましたね。



社会のお勉強が済んだ所で、お外フラッシュ。
エンブレムの周りの上塗りがよく分かりますね…まぁ特に問題はないので大丈夫です。
「これで完成!」としたいのですが、実はまだ足りないのであります。
車らしくするには、やはりナンバープレート!

そう、ナンバープレートが無かったんです。
ただ当モデルにはナンバープレート用の薄いプレートはパーツとして入っていません…なので、そこら辺にあった0.5mmくらいのプラ製商品保護ブリスターパックを大きめに切り出して、ホワイト(ガンダムマーカー)を塗り重ねて、裏返しにしてデカールを貼って、乾いてからナンバープレートのサイズに切り出して所定位置に貼り付けています。
これが個人的には1番「らしく」出来たポイントの1つかなーと思います…フロントバンパーに付ける時が苦労した!(フロントバンパーは若干 < こうなってます)
フロントバンパーにナンバーデカール直貼りしたら、ひん曲がりナンバープレートになっちゃいますからね…。
うーん、ただこのスケールのナンバープレートなら最低でも0.2ミリ位の方がいいかな?
※ナンバープレート自体は白いプラ板でもグレーのプラ板でもokです、というか、絶対その方が楽です。

フロントのナンバープレート位置はもう少し上でも良さそう?

※ちゃっかりバックランプも塗装(ガンダムマーカー)
フロントにナンバープレートを付ける位置時は結構悩みましたが、まぁセンターで良かろうと…リアは位置が決まってます。
しかし一体どこが純正で付ける位置なのかさっぱり分からなかったので調べてみました…実車の写真で見ると、運転席側に付いてたり、真ん中に付いてたり、バンパー上側に付いてたり……調べても「色々ありすぎてよくわかんねぇな!?」ってんで、あんまり適当な事をせず安牌な真ん中にしました…ちょっとヤスリ掛けて接地面も広げたので、接着もしやすいのであります。
ただロシアの車関連の法律は分からないので、あんまり適当な事は言えませんがフロントバンパーの上に付いてる場合も見るに、要は「見えてりゃいい」んでしょうかね……?
紆余曲折ありましたが、これにて完成となります。
という訳で、改めてお外フラッシュ。

本当に愛嬌ありますねこれ…日本だとミニクーパーが近いかな?

中の人がこの車を知ったのは、テレ東の空港で外国人にインタビューをするという某番組で、この車を自分でレストアしてドイツから日本に行く、という方を見たのがきっかけでした…日本でも一応買える(今は不明)らしいです。

ロシアの片田舎風※日本だけど

(似た構図で申し訳ない)

この角度だとエンブレムの周りを塗ったというのを分かりにくく出来て助かる()
あとちょこちょこはみ出した部分を塗っているので、本当に板金したみたいになってるという…これはこれで味があって良いかなーと。
あまり触れてませんでしたが実は本モデル、UAZ(УАЗ:Ульяновский Автомобильный Завод)「ウリヤノフスク自動車工場」の正規ライセンスモデルとなっております…UMP.45(馬製)GBBも正規ライセンス品でしたが、確かに正規ライセンスってだけあって良い作りをしてましたし、今回のモデルに至っても図面等を提供して貰ったのかもしれませんね…ズベズダ、ロシアのメーカーというだけあってロシア本国のT-90やティーグル、ハインド含め図面やらデータやらをメーカーから提供されたりしてるそうな……事実、ズベズダのT-90やハインド、ティーグル他はめちゃくちゃ作りがいい(物によっては車内や車体下までバッチリ)という事で話題になってますからね…まぁどちらにしても機密データなんで、データ提供者の名前は出てないのでありますが……。
正規ライセンスマークは、箱の裏側にペタッと貼り付けてありました、最初に書くべきですね!※今更
※MENG社のT-90Aの取説には「当モデルの開発に協力して頂いた、ウラル輸送機械設計局及びウラル車両工場のリーダー達の名前は明かせません」の表記があるそうな。
https://yakujinplatoon.militaryblog.jp/e900528.html
馬製UMP.45レビューの・ようなもの(ダイマ)
※自分で改めて見たら正規ライセンスが世紀ライセンスになってました。どんだけ長いライセンスやねん。
今回汚し塗装や古錆びた感の加工はあえてしていません…本当は使い倒してる感を出したかったんですが、作っているうちに段々綺麗に作りたくなったっていうのが1番の理由です…はみ出た部分をタッチした時の地味な板金跡みたいなのはありますが、まぁ、それは味って事で……。
同じUAZの模型を作ってる方は、結構汚していたり古錆びて使い倒した感にしていたり、なんやら世紀末世界みたいな感じで作ってる方もいらっしゃいますね…やはり模型は自由でいいと思います……しかしなんだかもう一個作りたくなりますね!?※次は焼き芋屋にでもするつもり。
完成したのは先月の後半くらい?…ウィリスMBは年明けでしたからね。
※基本的に当ブログは月の前後半、前の月の前後半、前々月の前後半等が混ざる場合があったり前後したりする事があるのでご了承ください。
模型としての評価ですが、個人的にはかなり満足出来た模型になります……部品精度が高くて組みやすい、って事も勿論ですが、何より海外製品特有の「アレがない!」「壊れてる!」「歪んでる!」という部品の破損欠品異常も無かったのも1つの要因です。
もう一個作れって言われたら、喜んで作ると思います…それだけ作りやすい模型でした。
不服な点はほとんどありませんが…あるとしたら「ゴムタイヤでない」こと「エンブレムのみのデカールがない」くらいでしょうか?
しかしながら、もしゴムタイヤにした場合は価格が違っていたはずです…購入した時のAmazon価格は3000円でお釣りが来る価格だったので、それを考えたらゴムタイヤでなくてもいいのかな?と思ったり…手を出しやすい価格、そうでない価格で手に取る取らないも決まりますし、クリアパーツも大量にあってこの価格なら、正直安い方だと思いますが、エンブレムに関してはエンブレムのみのデカールも追加して欲しかったかなーと……民間仕様作りたくなるでしょこういうの!!!※やかましい
(ゴムタイヤにした場合、プラス1000円〜1500円くらい?)
世の中には部品も模型自体もいいけど設計図が間違っていて「設計図読まない方が作れる」キットもあるのです…逆もありますし、部品(脆い、合わない等)設計図(読みにくい、順番が違う等)両方ダメってのもあります…今はあまり見ないですけど…なんなら自分自身で要加工もありますね!!模型との対話だオラァ!!
そう考えたらタミヤのキットは両立出来ていると思います…「部品点数を抑えつつ、誰にでも組み上げられて、リアルに見えるキットを手頃な価格で提供」出来てるわけですから。
物足りないのなら、海外製のレジンキットもエッチングパーツも可動式履帯もある訳で……あ、他のメーカーがダメでタミヤが1番!という訳では全くありませんよ、今回も海外製品ですからね。
というか、どのメーカーも一長一短で「どこが悪い、良い」とは一概には言えないのです……例えばタミヤは組みやすさや値段の手軽さで言えば1番でしょうが「開閉式なのに車内装が全く無い(見える範囲にはある場合もある)!」とか「映画のあの仕様が作りたいのに仕様が違う…」等あります…しかしディテールや内部再現に拘りたいのならば海外製のものやレジンキットやエッチングパーツでも良い訳です…タミヤ製と海外製のニコイチとかそういうのでも良いのです…合うかどうかは別ですが((
しかしながら海外製はディテールに拘る癖(?)があるのか「タミヤが2パーツで構成してる所が5パーツくらいになってた」とかよく見ます…例えば機銃はタミヤが2~3パーツ構成の所を「バレル!\ドーン!!/フレーム!\ドーン!!/レシーバー!\ドーン!!/弾薬箱!\ドーン!!/銃架!\ドーン!!/」とか割とあります…だから価格が割と高めだったりするのです、ディテールは確かに良いのですがね…金型じゃ!!金型のせいじゃ!!※金型は高い
そうかと思えば「歪みねぇな……いや歪みめっちゃあるわ!!」とか「あれ?トーションバーアーム1本抜いたらおかしい事になるやん?!取り付けダボもあるのに、なんやこの説明書は(半ギレ)」等には気を付けましょう…タミヤ慣れしてると初海外製キットで死にます!私は死んだ!!エッチングパーツやレジンキット使わなくてもディテールはいいけどね!!!※物次第
……はい、ズベズダ1/35 T-90Aを形にはしたけど、パーツ構成やら何やらで死んだマンです、唯一矯正したのは車体下のみでしたが、車体下が弧を描いていて歪み矯正する為にお湯に浸けて曲げたり、プラ材や瞬間接着剤まで使った思い出のキットです(嫌味)
マジで海外製の洗礼でしたよアレ。
あとロシア戦車は作りやすい様に見えて、爆発反応装甲とかベタベタくっ付いてるモデルは死に至ります、特に爆発反応装甲の1枚1枚が繋がってなくて砲塔に自分で付けるスタイルとか死ゾ※死に過ぎ
まぁ……それはそれで、ロシア戦車らしさを感じられるから良いのです。
1/35のM1A2SEP TUSK2も組んだことはありますが、タミヤのは一体成型…いやまぁ、ロシア戦車とアメリカ戦車はデザインが違うから一緒にすべきではないのですが……そもそもエイブラムスとか、車体下にも増加装甲付けてますし??(IED対策)
……話が逸れました、今回のズベズダのキットは本当によく出来ていました。
個人的にもミリタリービーグル以外で綺麗に作れたキットだと思います…デコトラも作ってはいますが、あれも中々に難しいのですよ。
ん?ミリタリー系車両じゃない?
…いやま、まぁ…ほら…一応元は軍用車だしホラ、非常事態省って民間防衛軍保有してるし…ボディカラーがOD(ロシアだとダークグリーン?)じゃないってだけじゃん…?
つ、次は軍用車だから!!……いや軍用車ってか、戦車ですけど!!!
……はい、つーわけでお次の模型予定は『ドイツ レベル社の1/72スケールT-80B』です…しかし製作予定は未定。
このスケールはあまり作った事がないのでビビり散らしてます。

…いつも行く模型屋でセールしてたので衝動買いしちゃいました、初なのに。
……あんれぇ……?「しばらくプラモ買わねぇww」って思ってたんだけどなぁ……?これだから独り身オタクは困るぜ……。※お前じゃい
(この後更に1/32スケール、アオシマバリューデコトラシリーズを購入、アホじゃないのこの人※自虐)
1/72スケールで思い出した聞いた話ですが、1/72というスケールは海外だと割とポピュラーなスケールらしくて、1/72の戦闘車両を使ったボードゲームなんかがあるそうです…それの駒として使う為に作ったり、自分で組み上げてディテールに拘ってみたり塗装してみたり、どちらかと言えば仕上げの技術を競う方や、いわゆる制作代行みたいな物もあるとか何とか……調べてみると海外製1/72スケールって種類豊富だなーって思う事は多々あります。
サイズ的にも集めやすいですし「車列を作ろう!」って思った時も2両3両と並べるにはいい大きさだと思いますね…映画のワンシーン再現とか良さそう。
このT-80Bも完成すると約14cmになる訳ですが、ロシア戦車が小型とはいえ、集めやすいサイズであると言えるでしょう……しかし今回買ったキットはなんだか色々評価があるキットみたいです…戦車の大事な部分である125mm滑空砲の砲口が開口されてないとかパッケージにはあるのに、色々足りない部分があるとか、後に販売されたT-90の方が良作とか…T-90のが新しいんだから良いよね!?((
日本だとちょっと大きい1/48や1/35といったスケールが一般的な感じでしょうか?
ん?というか今回久々、リトルアーモリー以来の模型の記事じゃん?ミリタリー記事してるじゃん??※やめれ
それはそれとして、最近本当に絵を描いてなさ過ぎて、そろそろ描かなきゃ画力が落ちていく……いや、そう言える程の画力はないんですけど!!まぁ、なんというか…描いてる絵が割と助兵衛な物が多いんで、周りの視線的にヤバいってのが第1なんですがね……昔は車とか描いてたのに、どうしてこうなった?※本人が1番分からない。

…という訳で、先月ギリギリラフだけ描けたバニ雛さんになります。
(画力が落ちる、というのは割とマジな話で、1日描かないだけでも1週間2週間分落ちます。)
…今更ですが、中の人は二次元をこよなく愛するマンなので苦手な方、本当にごめんなさい_(:3>∠)_※手遅れ
仮に中の人に彼女が居たとしても「二次元をこよなく愛するマン」としての立場は変わらないと思いますし、生憎ながらそんなお相手はいらっしゃらないのでモウマンタイ!!……何の話だよ、めんどくせぇオタクかよ……いや、そうじゃなくて……絵は飛ばしてもいいですし、なんならじっくり見て頂いても、保存して頂いても結構です、それはそれで絵描き冥利に尽きるのであります。
それに、ミリタリー系女子みたいなイラストも描いていけたら良いなーとは常日頃から考えております故。
…まぁ萌えミリは萌えミリで賛否ありますけどね…中の人は好き()
でも無断転載だけは真面目に本気で絶対やめてね!!!!転載された先で叩かれたり下手とか言われてたらツラいから!!!!おじさんバチギレるよ!!!!
※割と真面目に、無断転載や海賊版によってプロアマ関係なしに筆を折っちゃう漫画家や絵描きもいらっしゃいます…なので本当にやめましょう、1度筆を折っちゃうと二度とその人が描いた物は見れなくなります…下手すれば法的措置や損害賠償請求等に発展する場合もありますので、本当に気を付けましょう……。
今回はここまで、最後なんか愚痴になってしまった……反省。
また次回お会いしましょう〜。
2021年02月12日
変わらぬ姿1
どうも皆様、おはこんです。
もう2月とか信じらんない!!!!
2月は28日しかないから、尚更短く感じますネ。
近況…はまぁ前回と大して、というかほとんど変わりなく((
ミリタリー関連はしばらく無いです!!…あるとすればプラモとかが多くなると思われまする。
プラモ…は、割とサクサク組んで行くタイプなので、箱は完成はしますが、塗装とかに時間を掛けます。
例えば1/35とかになると車載工具類を塗り分けるのが結構大変で大変d…いや、まぁ、ぶっちゃけある程度箱が完成した時点で箱をザザっと塗装しといて、その間に小物類を塗っちゃえば楽で早いし、効率いいんですけどね((
…更新頻度は落ちます…と言いたいのですが、ぶっちゃけ暇さえあれば下書きを書いてるし、頻度自体は落ちてないと言える…のか…??
※ここで言う「箱」は、戦車や装甲車の小物類が付いてない状態という意味です。
今回はそんな模型の話。
で、前回の記事にも描きましたが、ズベズダという模型メーカーが出している「UAZ-3909(УАЗ-3909)」というロシア版ハイエースになります。

UAZ-3909
「ミリタリー系とは一体……?」と思われるかもしれませんが、UAZ-3909…というより、UAZという会社自体は軍用車も作っているのであります…もちろん軍や警察、消防や非常事態省で使われてたりします。※軍はUAZ-452
(余談ですが、UAZは2006年にいすゞエルフのノックダウン生産もしてます。)
愛称も色々あるようで
・ブハンカ(Буханка※パンローフの意)
・タブリェツカ(Таблетка※タブレットの意)
・ゴロヴァシチク(Головастик※オタマジャクシの意)
と様々……まぁ愛嬌ありますもんね。
※ Буханкаで検索するとほとんどUAZの画像でした。
UAZ-452は様々な派生型があり、UAZ-452から順に見ていくと…
UAZ-452 バン 汎用型
UAZ-452A バン 救急車型
UAZ-452AS バン 救急車型(寒冷地)※寒冷地の寒冷地仕様ってどんなモン?
UAZ-452G バン 救急車型(Aと収容人数違い)
UAZ-452D トラック ドロップサイドカーゴ
UAZ-452AE UAZ-452Dの車台、キャブ部分のみの形式。(派生車種の開発に使用。)
UAZ-452B バン マイクロバス型(Vと表記される事もある)
UAZ-452P トラクターヘッド型△
UAZ-452DG トラック 6×6輪駆動のドロップサイドカーゴ(試作のみ。)※バスタイプもあるよ!((試作のみ))
……こんなに種類があります…派生し過ぎでは!?
ちなみに今回作ったUAZ-3909というモデルは1985年以降のモデル……しかしまだソ連時代に開発されて今現在も尚、改良開発がされている車って本当に凄いですね……。
《△トラクターヘッドとは、いわゆる「トレーラートラック」のトラックの部分を指します…要はオプティマス・プライムみたいな物を想像して頂ければ分かりやすいと思います。》

※こういうやつ。
同じ1960年代の日本車というと、いすゞ・ベレット1600GTやホンダ・S600、トヨタ・スポーツ800等々、もはや博物館レベルの車ばっかり、日本に居てもほとんど見る事のない車種ばかりです……UAZも扱いとしては旧車…に、該当(おそらく)されると思われますが、現在も生産されているという事実を見るに「旧車の新車」という『おまえは何を言っているんだ?』状態になる訳です(なるのか?)……蛇足ですが、現在の生産モデルだとメーターパネルが新しく綺麗な物になっていて、ひとつのパネルに纏まっているそうな。
クランクでも始動出来ました(!)が、2003年頃の生産モデルからクランク始動の機能は廃止された様です…開発当初はバッテリーの性能云々が低いという理由から搭載されていた機能だそうな…寒い国ならではの機能ですね。※ただし外見は1960年当時そのまま。
性能諸元としては(ノーマルUAZ-452の場合)
エンジン:75hp, 2.4Lガソリン
搭載容量:800 kg
変速機:4MT
速度:95 km/h ※100km/h出せるという噂も。
駆動軸:4輪駆動
搭乗員数:2~8名
重量:1,760 kg
全長:4,360 mm
全幅:1,940 mm
全高:2,100 mm
という感じです。
1番最初にハイエースで例えましたが、ハイエース・スーパーGLの場合ですと、乗車定員2人の場合は『積載量は最大で1000kg』で、スーパーGLの乗車定員は5人までで、5人フルに乗車した場合『積載量は最大で850kg』となります。
そして今回作ったUAZ-3909は2+6人乗り+500kgの積載容量を持ち、運転席部分と後部客室部分にガラス窓付きの隔壁があります…ハイエースやステップワゴンなんかのワンボックスカーに見られる様な隔壁が無いタイプのモデル(いわゆるバスタイプ)もありますが、資材や工具を積んだ上で人も運ぶとするなら隔壁付きが良いのかもしれません……(あれ…?でもプラモには隔壁に窓が無かったぞ…?)
それはさておきプラモの話!
製作期間は大体3~4日くらい?
塗装と接着剤の完全乾燥時間も含まれてます…個人的には短い日数かなぁと…天気良かったってのもあるかも?※湿気が多いと塗料が湿気を含む事があるので塗装が難しい。
…しかしこれがレーシングカーとかだともっと時間掛るという…だからあんまり手を出してないのであります。
んで、最初に書いときますが、私個人としてはめっちゃおすすめしたいプラモです。

絵箱はこんな感じ……中の人が買ったデザイン、というか仕様は「АВАРИЙНО-СПАСАТЕЛЬНАЯ СЛУЖБА(エマージェンシー レスキュー サービス)」…いわゆるロシア非常事態省のモデルとなります。
しかし今回は非常事態省仕様では作らず、民間車両に仕上げたんですけどね…なので製作参考にはなりません!(民間車両仕様にするなら別)
まず中身を見ていくと…



こんな感じ。※雑
ただ見ていただければ分かると思いますが、バリがほとんどありませんし、クリアパーツの透明度も高いのと、パーツ全体の精度が非常に高いんです。
「クリアパーツの数が妙に多いな……?」と思ったら、まさかのパトランプを付ける台までクリアパーツ…!しかししかし、スプレーで塗装しちゃえば1回で済むのですけども( ˘ω˘ )
で、4種類のラインナップがあり、今回の「非常事態省」の他「消防車」「緊急ガスサービス」「郵便局」ですが、ランプ類のクリアパーツを使うのは3つくらいかと思われます…しかしながらクリアパーツは流用が可能です、なので同スケールの車の模型に付けてもいいかと。
スピーカーも付いてますしスピーカーだけ付けて、移動販売車っぽい仕上げにしても良いのではないでしょうか?※ロシアに焼き芋屋があってもいいよね!ってノリ
というかデカールは違えど、パトランプが全種分付いてるのは「デカールさえ替えれば指定の物が作れる」という低価格化に繋げた結果だと思います…軍用と民生品の互換性があるから安く作れるってのと一緒ですね…個人的にはありがたいし、頭いいな!と思います。
クリアパーツだけその仕様に合わせて違う金型で作ったり袋を分けたりすると、余計なコスト掛かりますからね……袋は別にいいんじゃ……金型が高いんじゃ金型が……。
で、郵便局モデルには塗料と接着剤が付属していたそうですが、特別仕様との事…現在だと絶版かも?
クリアパーツ含め、このスケールでここまでの精度があるのは珍しい気がします…車体下燃料タンクやスペアタイヤまで別パーツですし、ドライブシャフトやギアボックスに至るまで歪みとかは無かったので、非常に組みやすかった、というのが感想です。
このスケールの車体下燃料タンクってだいたいの確率で一体化されてるのに……。
しかしながらタイヤはホイールと一体型成型なのと、後ろ座席横部分の壁?が別パーツでは無かったのがちょっと残念だったかなーと…それを差し引いても良キットだとは思います。
別パーツ化されてないので、実車画像を参考にしながら塗装で誤魔化しました…あまり見えない部分だけど、良いのです( ˘ω˘ )
※運転席横部分は別パーツ。

タイヤとホイール…1個はスペアタイヤ用。
なんか面白いランナーの作りをしてます、初めて見たかも?
……でもなんかこんなUFO居たような……?気のせいか、うん。
さて、まずはシャシと車内の組み立てになります。
基本成型色はシャシや内装類が付いてるランナーは黒、ボディ全体はグレーのランナーになってます、ボディカラーに明るい色を塗る予定だったので、グレーのランナーは助かります。

シャシ類や、座席含めた車内パーツはほとんどこの黒ランナーに付いてます……いや、ボディパーツ以外のパーツはこの黒ランナーなんですがね……。
内装とシャシを組んでいきますが…

あっという間にサクッと組み上がりました。
本当に精度が良くて感動します、海外製キットの進化は早いですね、組みやすさも合いも非常に良い。

シャシと内装の塗装ですが、シャシと車体下はタミヤTS-6フラットブラックを吹き付けて乾燥させ、その後細かい部分は筆塗りとガンダムマーカーで塗装してます、ガンダムマーカー超便利!
※ドラシャ類の組み付け写真忘れてました。
ホイール部分以外のギアボックス等もガンダムマーカーで塗装してます…乾くのも早いんで、ガンダムマーカーは重宝してます、塗膜も強い様な?
内装の塗装は、初めにクレオスのグレーサーフェイサー(下地)を吹き付けて、乾いた後で車体色…今回中の人はタミヤのTS-32ヘイズグレー(イージス艦とかの色)を吹き付けた上にクレオスの半艶クリアを吹き付けてます。

ガンダムマーカーで一気にホイールを塗装…タイヤはタミヤXF-85ラバーブラック。
ガンダムマーカーはお手軽に鉄チンホイールっぽく出来るのいいですね…今度違うプラモでもやってみよう。
※この後もしばらくガンダムマーカーを文章中で褒め称えます((

内装とシャシを合体!Go!アクエリオn……接着して、サスペンションアーム?とマフラーを取り付けました。
写真にはありませんが、サスペンションアームは前後にあります。
ここでまたビックリなのは、板バネの断面までしっかりモールドがあった事です、別パーツじゃないっていうのもまたビックリ…。
サスペンションアームは細くて付けにくい箇所があったので、瞬間接着剤を使用。
というか、前後輪板バネだったのね…まぁロシアの大地を走るなら板バネが良さそう…。
マフラーはタミヤのXF-9ハルレッドを筆塗り…と、マフラーの排気出口にちょちょいとピンバイスで穴開けした後にタミヤXF-1フラットブラックで煤けた感じに…言われなきゃ気が付かない部分ですが、あると無いとではやっぱり違います…ただ0.8mmで穴開けしましたが、もしかしたら1.0でも良かったかなぁという感じです…細いパーツなので破損注意。
タイヤと内装の組み立て(タミヤとタイヤが被る)。


内装が無いそうでは無いそうです。
タイヤは先程書いたようにタミヤのXF-85ラバーブラックとホイールはガンダムマーカー。
内装の椅子はタミヤX-18セミグロスブラックを筆塗り。
実車の内装は直接見た事が無いので、ネットで見た写真を見て判断…しかし間違っている予感しかしないッ!※中を見せるキットじゃないからセーフ(?)
さて足回り、内装はokです。
次は車体を組みます。


仮組みの状態……なんですが、これでも十分なくらいピッタリとハマっています、この時点で接着剤の塗布はまだ。
ボディカラーは内装を塗った時と同じく、ヘイズグレー……実を言うとヘイズグレーで大丈夫かなぁ……とかなり不安でしたが、塗装してみるとバッチリ。
ボディは一体成型でないという所も良いですね、一体成型は歪みやらなんやらあったりするので……ただ楽ではありますけどね。
で、ボディは塗装前に1度全体的に軽くヤスリ掛けをしてからサーフェイサー→ヤスリ掛け(1000番)→サーフェイサー→ヘイズグレー→半艶クリアの順で仕上げてあります。
ライトの中はガンダムマーカー、外側はラバーブラックを筆塗り、窓類は本組みをしてからはめ込みます。
ライト枠はセミグロスブラックでも良かった気がしないでも無い…まぁ、へーきへーき※塗り直しが面倒臭い
はい、ちと長くなり過ぎるので今回はここまで……とはいえ、今回も十分長いんですが……。
ま、長いんで前後半分けます。
普段書きたいだけ書いてるんですが、あんまり長過ぎても飽きて来ちゃうので、はい。※本人が飽きるな
という訳で今回はここまで!
第2回は2月中に投稿しますわよ!!!
もう2月とか信じらんない!!!!
2月は28日しかないから、尚更短く感じますネ。
近況…はまぁ前回と大して、というかほとんど変わりなく((
ミリタリー関連はしばらく無いです!!…あるとすればプラモとかが多くなると思われまする。
プラモ…は、割とサクサク組んで行くタイプなので、箱は完成はしますが、塗装とかに時間を掛けます。
例えば1/35とかになると車載工具類を塗り分けるのが結構大変で大変d…いや、まぁ、ぶっちゃけある程度箱が完成した時点で箱をザザっと塗装しといて、その間に小物類を塗っちゃえば楽で早いし、効率いいんですけどね((
…更新頻度は落ちます…と言いたいのですが、ぶっちゃけ暇さえあれば下書きを書いてるし、頻度自体は落ちてないと言える…のか…??
※ここで言う「箱」は、戦車や装甲車の小物類が付いてない状態という意味です。
今回はそんな模型の話。
で、前回の記事にも描きましたが、ズベズダという模型メーカーが出している「UAZ-3909(УАЗ-3909)」というロシア版ハイエースになります。

UAZ-3909
「ミリタリー系とは一体……?」と思われるかもしれませんが、UAZ-3909…というより、UAZという会社自体は軍用車も作っているのであります…もちろん軍や警察、消防や非常事態省で使われてたりします。※軍はUAZ-452
(余談ですが、UAZは2006年にいすゞエルフのノックダウン生産もしてます。)
愛称も色々あるようで
・ブハンカ(Буханка※パンローフの意)
・タブリェツカ(Таблетка※タブレットの意)
・ゴロヴァシチク(Головастик※オタマジャクシの意)
と様々……まぁ愛嬌ありますもんね。
※ Буханкаで検索するとほとんどUAZの画像でした。
UAZ-452は様々な派生型があり、UAZ-452から順に見ていくと…
UAZ-452 バン 汎用型
UAZ-452A バン 救急車型
UAZ-452AS バン 救急車型(寒冷地)※寒冷地の寒冷地仕様ってどんなモン?
UAZ-452G バン 救急車型(Aと収容人数違い)
UAZ-452D トラック ドロップサイドカーゴ
UAZ-452AE UAZ-452Dの車台、キャブ部分のみの形式。(派生車種の開発に使用。)
UAZ-452B バン マイクロバス型(Vと表記される事もある)
UAZ-452P トラクターヘッド型△
UAZ-452DG トラック 6×6輪駆動のドロップサイドカーゴ(試作のみ。)※バスタイプもあるよ!((試作のみ))
……こんなに種類があります…派生し過ぎでは!?
ちなみに今回作ったUAZ-3909というモデルは1985年以降のモデル……しかしまだソ連時代に開発されて今現在も尚、改良開発がされている車って本当に凄いですね……。
《△トラクターヘッドとは、いわゆる「トレーラートラック」のトラックの部分を指します…要はオプティマス・プライムみたいな物を想像して頂ければ分かりやすいと思います。》

※こういうやつ。
同じ1960年代の日本車というと、いすゞ・ベレット1600GTやホンダ・S600、トヨタ・スポーツ800等々、もはや博物館レベルの車ばっかり、日本に居てもほとんど見る事のない車種ばかりです……UAZも扱いとしては旧車…に、該当(おそらく)されると思われますが、現在も生産されているという事実を見るに「旧車の新車」という『おまえは何を言っているんだ?』状態になる訳です(なるのか?)……蛇足ですが、現在の生産モデルだとメーターパネルが新しく綺麗な物になっていて、ひとつのパネルに纏まっているそうな。
クランクでも始動出来ました(!)が、2003年頃の生産モデルからクランク始動の機能は廃止された様です…開発当初はバッテリーの性能云々が低いという理由から搭載されていた機能だそうな…寒い国ならではの機能ですね。※ただし外見は1960年当時そのまま。
性能諸元としては(ノーマルUAZ-452の場合)
エンジン:75hp, 2.4Lガソリン
搭載容量:800 kg
変速機:4MT
速度:95 km/h ※100km/h出せるという噂も。
駆動軸:4輪駆動
搭乗員数:2~8名
重量:1,760 kg
全長:4,360 mm
全幅:1,940 mm
全高:2,100 mm
という感じです。
1番最初にハイエースで例えましたが、ハイエース・スーパーGLの場合ですと、乗車定員2人の場合は『積載量は最大で1000kg』で、スーパーGLの乗車定員は5人までで、5人フルに乗車した場合『積載量は最大で850kg』となります。
そして今回作ったUAZ-3909は2+6人乗り+500kgの積載容量を持ち、運転席部分と後部客室部分にガラス窓付きの隔壁があります…ハイエースやステップワゴンなんかのワンボックスカーに見られる様な隔壁が無いタイプのモデル(いわゆるバスタイプ)もありますが、資材や工具を積んだ上で人も運ぶとするなら隔壁付きが良いのかもしれません……(あれ…?でもプラモには隔壁に窓が無かったぞ…?)
それはさておきプラモの話!
製作期間は大体3~4日くらい?
塗装と接着剤の完全乾燥時間も含まれてます…個人的には短い日数かなぁと…天気良かったってのもあるかも?※湿気が多いと塗料が湿気を含む事があるので塗装が難しい。
…しかしこれがレーシングカーとかだともっと時間掛るという…だからあんまり手を出してないのであります。
んで、最初に書いときますが、私個人としてはめっちゃおすすめしたいプラモです。

絵箱はこんな感じ……中の人が買ったデザイン、というか仕様は「АВАРИЙНО-СПАСАТЕЛЬНАЯ СЛУЖБА(エマージェンシー レスキュー サービス)」…いわゆるロシア非常事態省のモデルとなります。
しかし今回は非常事態省仕様では作らず、民間車両に仕上げたんですけどね…なので製作参考にはなりません!(民間車両仕様にするなら別)
まず中身を見ていくと…



こんな感じ。※雑
ただ見ていただければ分かると思いますが、バリがほとんどありませんし、クリアパーツの透明度も高いのと、パーツ全体の精度が非常に高いんです。
「クリアパーツの数が妙に多いな……?」と思ったら、まさかのパトランプを付ける台までクリアパーツ…!しかししかし、スプレーで塗装しちゃえば1回で済むのですけども( ˘ω˘ )
で、4種類のラインナップがあり、今回の「非常事態省」の他「消防車」「緊急ガスサービス」「郵便局」ですが、ランプ類のクリアパーツを使うのは3つくらいかと思われます…しかしながらクリアパーツは流用が可能です、なので同スケールの車の模型に付けてもいいかと。
スピーカーも付いてますしスピーカーだけ付けて、移動販売車っぽい仕上げにしても良いのではないでしょうか?※ロシアに焼き芋屋があってもいいよね!ってノリ
というかデカールは違えど、パトランプが全種分付いてるのは「デカールさえ替えれば指定の物が作れる」という低価格化に繋げた結果だと思います…軍用と民生品の互換性があるから安く作れるってのと一緒ですね…個人的にはありがたいし、頭いいな!と思います。
クリアパーツだけその仕様に合わせて違う金型で作ったり袋を分けたりすると、余計なコスト掛かりますからね……袋は別にいいんじゃ……金型が高いんじゃ金型が……。
で、郵便局モデルには塗料と接着剤が付属していたそうですが、特別仕様との事…現在だと絶版かも?
クリアパーツ含め、このスケールでここまでの精度があるのは珍しい気がします…車体下燃料タンクやスペアタイヤまで別パーツですし、ドライブシャフトやギアボックスに至るまで歪みとかは無かったので、非常に組みやすかった、というのが感想です。
このスケールの車体下燃料タンクってだいたいの確率で一体化されてるのに……。
しかしながらタイヤはホイールと一体型成型なのと、後ろ座席横部分の壁?が別パーツでは無かったのがちょっと残念だったかなーと…それを差し引いても良キットだとは思います。
別パーツ化されてないので、実車画像を参考にしながら塗装で誤魔化しました…あまり見えない部分だけど、良いのです( ˘ω˘ )
※運転席横部分は別パーツ。

タイヤとホイール…1個はスペアタイヤ用。
なんか面白いランナーの作りをしてます、初めて見たかも?
……でもなんかこんなUFO居たような……?気のせいか、うん。
さて、まずはシャシと車内の組み立てになります。
基本成型色はシャシや内装類が付いてるランナーは黒、ボディ全体はグレーのランナーになってます、ボディカラーに明るい色を塗る予定だったので、グレーのランナーは助かります。

シャシ類や、座席含めた車内パーツはほとんどこの黒ランナーに付いてます……いや、ボディパーツ以外のパーツはこの黒ランナーなんですがね……。
内装とシャシを組んでいきますが…

あっという間にサクッと組み上がりました。
本当に精度が良くて感動します、海外製キットの進化は早いですね、組みやすさも合いも非常に良い。

シャシと内装の塗装ですが、シャシと車体下はタミヤTS-6フラットブラックを吹き付けて乾燥させ、その後細かい部分は筆塗りとガンダムマーカーで塗装してます、ガンダムマーカー超便利!
※ドラシャ類の組み付け写真忘れてました。
ホイール部分以外のギアボックス等もガンダムマーカーで塗装してます…乾くのも早いんで、ガンダムマーカーは重宝してます、塗膜も強い様な?
内装の塗装は、初めにクレオスのグレーサーフェイサー(下地)を吹き付けて、乾いた後で車体色…今回中の人はタミヤのTS-32ヘイズグレー(イージス艦とかの色)を吹き付けた上にクレオスの半艶クリアを吹き付けてます。

ガンダムマーカーで一気にホイールを塗装…タイヤはタミヤXF-85ラバーブラック。
ガンダムマーカーはお手軽に鉄チンホイールっぽく出来るのいいですね…今度違うプラモでもやってみよう。
※この後もしばらくガンダムマーカーを文章中で褒め称えます((

内装とシャシを合体!Go!アクエリオn……接着して、サスペンションアーム?とマフラーを取り付けました。
写真にはありませんが、サスペンションアームは前後にあります。
ここでまたビックリなのは、板バネの断面までしっかりモールドがあった事です、別パーツじゃないっていうのもまたビックリ…。
サスペンションアームは細くて付けにくい箇所があったので、瞬間接着剤を使用。
というか、前後輪板バネだったのね…まぁロシアの大地を走るなら板バネが良さそう…。
マフラーはタミヤのXF-9ハルレッドを筆塗り…と、マフラーの排気出口にちょちょいとピンバイスで穴開けした後にタミヤXF-1フラットブラックで煤けた感じに…言われなきゃ気が付かない部分ですが、あると無いとではやっぱり違います…ただ0.8mmで穴開けしましたが、もしかしたら1.0でも良かったかなぁという感じです…細いパーツなので破損注意。
タイヤと内装の組み立て(タミヤとタイヤが被る)。


内装が無いそうでは無いそうです。
タイヤは先程書いたようにタミヤのXF-85ラバーブラックとホイールはガンダムマーカー。
内装の椅子はタミヤX-18セミグロスブラックを筆塗り。
実車の内装は直接見た事が無いので、ネットで見た写真を見て判断…しかし間違っている予感しかしないッ!※中を見せるキットじゃないからセーフ(?)
さて足回り、内装はokです。
次は車体を組みます。


仮組みの状態……なんですが、これでも十分なくらいピッタリとハマっています、この時点で接着剤の塗布はまだ。
ボディカラーは内装を塗った時と同じく、ヘイズグレー……実を言うとヘイズグレーで大丈夫かなぁ……とかなり不安でしたが、塗装してみるとバッチリ。
ボディは一体成型でないという所も良いですね、一体成型は歪みやらなんやらあったりするので……ただ楽ではありますけどね。
で、ボディは塗装前に1度全体的に軽くヤスリ掛けをしてからサーフェイサー→ヤスリ掛け(1000番)→サーフェイサー→ヘイズグレー→半艶クリアの順で仕上げてあります。
ライトの中はガンダムマーカー、外側はラバーブラックを筆塗り、窓類は本組みをしてからはめ込みます。
ライト枠はセミグロスブラックでも良かった気がしないでも無い…まぁ、へーきへーき※塗り直しが面倒臭い
はい、ちと長くなり過ぎるので今回はここまで……とはいえ、今回も十分長いんですが……。
ま、長いんで前後半分けます。
普段書きたいだけ書いてるんですが、あんまり長過ぎても飽きて来ちゃうので、はい。※本人が飽きるな
という訳で今回はここまで!
第2回は2月中に投稿しますわよ!!!